
このページでは、ハーレクインコミックス【別れの夜の授かり物】のネタバレと感想について紹介していきたいと思います!!
ハーレクインコミックス【別れの夜の授かり物】

原作者:レイチェル・トーマス
原題:Martinez’s Pregnant Wife
【別れの夜の授かり物】は無料試し読みすることができます。
eBookJapanで試し読みすることができるのでぜひ読んでみて下さい。
・主人公・
理学療法士
<マックス>
元プロサッカー選手
サッカークラブオーナー
<ラウル>
マックスの異母弟
<リディア>
ラウルの婚約者
【別れの夜の授かり物】のネタバレ
マックスは父から嫌われていたようで、クリスマスにはいい思い出がなく…
いつしか母と自分は捨てられ…気が付くと自分も同じことを!?
以前、サッカー選手として活躍していたマックスは、交通事故に遭い選手生命を絶たれます。
失意のどん底にいた時に出会ったのが現在の妻、リーザだったのです。
傷を癒すべくリーザにすがり付いたマックスは、それを愛と勘違い。
頭をちらつくのは大嫌いな父親から、自分と同じで幸せな家庭など築けないというもの。
リーザは、マックスへの気持ちは同情から始まったものの、次第に恋心に変わり確かな愛情に変わっていた。
マックスも同じ気持ちでいると思っていたけど・・・。
「別れよう、リーザ」
人を愛せないと思っているマックスは
『このまま一緒にいても、温かい家庭を望むリーザに幸せは与えてあげられない』
と思い意を決します。
…が、リーザが欲しくてたまらず、激しく抱いてしまいます。
別の日、離婚が決まったから、今の仕事が落ち着いたら別のトレーニングセンターに移るというリーザに、マックスはそっけない態度。
『激しく求められたのは何だったの…』
『気まぐれなら残酷すぎる…』
そんな二人の前に、マックスの異母弟・ラウルの婚約者であるリディアが現れます。
用件は、亡くなった実父が
<残された兄弟で銀行の経営を受け継ぐように>
と相続の遺言を残したというのです。
リディアは、世に出ていないマックスの存在を、マスコミが面白がって書き立てるのを恐れており、その前に兄弟で話し合って解決したいとの意向。
自分の野望のために母と自分を捨てた冷酷で非情な実父にはいい思い出がなく、陽気で明るい育ての親が自分にとっての父だと考えるマックス。
そこに、養父から、願ってもない機会だから夫婦で行ってこい、ハネムーンもろくにしていないだろうと言われ・・・。リーザはオロオロするばかり。
「二人でいい思い出を作ろう」
とマックスに言われたリーザは離婚すると決まっているのに!?と驚きます。
かくして、新婚旅行ならぬ”離婚旅行”開始。
果たして、二人は真実の愛に気づくことが出来るのでしょうか!?
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【別れの夜の授かり物】の感想
【五億ユーロの花嫁】の姉妹作品ですね(#^^#)
ラウル&リディアも頻繁に登場するので、五億ユーロの花嫁を読んだ後こっちを読むと時系列がよく分かっていいかな~と思います。
もちろん読む順番が逆でも、単体でも楽しめます!
マックスはずっと、実父が母を捨てて資産家のご令嬢と結婚したから恨んでいたんですよね。優しい養父だけが自分の父だって言ってましたから。
でも、実父はちゃんと息子のことを考えてたんですよ。
マックスの実父の友人である、リディアの父がサッカークラブのスポンサーと名乗っていたんですが、実質の出資者は実父だったんです!
まぁ一緒に暮らしてあげてないので孝行になってない感じもしますが・・・。
リディアも親に恵まれず…父は出ていき、貧困層の住む地域で母からは暴力を受けて暮らしていたんですよね。
だから、余計に幸せな家庭に憧れてた。
でも、マックスのおかげで今まで母に踏みにじられてきた幸せを今回は守ることが出来たんです。
どう論破したかは読んで確かめてみてくださいね。
そんな二人の旅行ですが、行きも帰りも言い争い(笑)
ヒートアップしすぎて全員注目してました。
二人のやり取りは読んでいて痛快でしたよ~。どちらも負けてない。
ライバルは全く出てこないので、安心して読むことが出来ます!
生みの親とは…育ての親とは…親の存在とは何かを考えさせられる物語でした。
【五億ユーロの花嫁】のネタバレと感想はこちらからどうぞ↓
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